よく期間工はキツイと言われますが、仕事は慣れれば問題無いともよく言われます。
期間工にとっての一番の問題は睡眠だと思います。
仕事は慣れますがシフト勤務による毎週の昼夜逆転はなかなか慣れるものではありません。
大丈夫な人も中にはいるでしょうが、長年やっている正社員でも辛そうにしているところを見ると、そうそう慣れるものではないという事がよく分かります。
僕も初めの半年はずっとしんどかったですね。
僕の場合仕事はそれほど体力的には辛くないのですが、それでも睡眠がとれていないとそれだけでほんと苦しいです。
仕事中寝そうになる事もあるくらいです。これは僕だけじゃなく、はっきり言って期間工あるあるですね。
寮の住人も色んなシフトの人間がいるわけで、僕は3直ですが両隣は2直らしいです。それで起きている時間、動いている時間に違いが出てくる訳ですが、その生活音で目が覚めてしまう事もあります。
しかしずっと眠れないままでいる訳にもいきません。というかしんど過ぎます。
仕事と違って慣れませんので、どうにか工夫を凝らして眠りやすい環境を作らないと、体がもちません。
と、
ここまでさんざん眠れない眠れないと書きましたが、実は僕自身は今ではけっこう眠れています。
ただほんとにシフト勤務は慣れませんし、長くやっている人間でも常に寝不足なのは本当です。
大事なのは無理やりにでも眠れる環境を作る事。
かなり色々試行錯誤して今では快適に眠れるようになりました。
僕は以下の事を実践しています。
眠れない日が続くと、仕事終わる頃にはへろへろです。
寮の部屋に着くと何も出来ずにいわゆるバタンキュー。
これがかなり良くないです。
なんか睡眠も浅くなってしまいますし、体の疲れが取れません。
僕の場合足の裏が異常に痛くなりました。
安全靴のせいかと初めは思っていたのですが、寝る前にお風呂に入ってしっかりマッサージするようにしてたらすっかり治ってしまいました。
睡眠の質を上げるために入浴が効果的なのは言うまでもありませんし、仮にうまく眠れなかったとしても入浴で体の疲れが軽減されるだけでも大きいです。
お風呂に入る時は湯船にしっかりつかりましょう。
ただ大泉のお風呂はお湯の温度が異常に熱いです。
あまり熱いお湯だと疲れが取れにくいらしいので、水で薄めてゆっくりつかる事をお勧めします。
水で薄めても、湯船には常に熱湯が注がれていますので後の人がぬるくて困るという事はありません。
むしろそのままだと熱すぎて誰も入らない(入れない)くらいなので水出しちゃって良いと思いますよ。
スマホなどの液晶画面からはブルーライトというのが出ていて、これが睡眠の妨げになるそうです。
寝る前に見ていると睡眠の質が落ちるそうです。
寝起きに見ると目が冴えてしまいます。
特に夜中何度か目が覚めてしまう事がどうしてもあるのですが、その時にスマホを見ないようにしています。
以前は一度起きてしまうともう寝れなくなっていたのですが、これを気を付けるようになってだいぶ寝れるようになりました。
逆に眠たいけどもう起きなきゃいけないって時にスマホいじってると目が覚めてきますので二度寝せずに済みます。
僕は部屋が真っ暗じゃないと眠れないタイプでして。
夜番明けなんてもう完全に明るいわけで。
なんとかして部屋を暗くする必要があります。
寮の部屋には備え付けで遮光カーテンがついているのですが、どうしても光が漏れてきます。
先ほど説明したスマホとお風呂は一般的にも良く知られている事ですが、ここから僕の独自の試行錯誤によるおかしな行動が始まります。
色々試したのですが、まず支給されている毛布がありますので、これをカーテンの内側(窓側)にピンで壁に留めてしまいます。
これでカーテンの遮光はほぼ完ぺきになります。
ただどうしても隙間から光が漏れてきます。
カーテンの遮光性が上がった分、わずかに漏れる光が逆に気になります。
そこでまずカーテンの端はピンで留めてしまいます。
しかしカーテンの上側、カーテンレールの部分から漏れる光が防げません。
色々試した結果、固定されてカーテン全開出来なくなるけども、アルミテープを張って完全に閉じてしまおうという結論に至りました。
そしてこれが大正解。
真っ暗な部屋を作り出す事に成功しました。
後は入り口側のドアも光が入るのでこれは普通に隙間テープで対処。
今では時間の感覚が無くなるほど外の世界とは隔絶された空間のようになっています。
カーテン閉じていれば常に真夜中ですね。
アルミテープは簡単に貼ったり剥がしたり出来ないので、カーテンは全開には出来なくなってしまったのですが、ペロッとめくって4分の1くらいは空ける事が出来ますので、十分空気の入れ替えは出来ます。
早番の時などは空けっぱなしです。
ここまで紹介したものは重要度の低い順になっています。
つまり最後に紹介するこれが一番重要です。
僕の部屋は和室なのですが、どうもベットがないと僕は眠れないようです。
しかしいずれ引っ越す事が分かっている期間工生活、物はあまり増やしたくありません。
ましてベットなんて大きな物買いたくありません。
色々探した結果エアーベットに辿りつきました。
これなら持ち運びは簡単です。
さっそく楽天で注文してみました。
結果は、うーん
悪くはない…
少し眠れるようにはなりましたが、期待したほどの変化はありません。
さて、どうしよう。
実は今まで気になってはいたもののなかなか手が出ない物がありました。
それは低反発マットレス。
ちょっと高いんですよね。
以前ホームセンターで安い物を買って試して、今回のエアーベットと同じように悪くはない…という結果になっていたのですが、ちゃんとした良い物を買えばもしかしたら良い感じかもしれないという微妙な手応えは感じていたのです。
調べてみたところ僕が気になったのはトゥルースリーパー。
前からトゥルースリーパーは知っていたのですが、特に気になっていたのがトゥルースリーパーには低反発の他にも中反発と高反発というのがありまして。
以前安物の低反発を試した時に少し体が沈みこみ過ぎるのが気になっていまして。
トゥルースリーパーの説明を見ると僕には中反発が合ってるんじゃないかなと、前から思っていたのです。
少し高いので前は手が出ませんでしたが、期間工のお給料で前よりは余裕がありますし、なによりその期間工生活を続ける為に、睡眠の為に、思い切って買ってみました。
結果は、
大正解。
もの凄くよく眠れるようになりました。
通販のうたい文句なんて信じない僕ですが、これはテレビで言ってた通りだって思いましたね。
感動しました。
月並みですがもっと早く買えば良かったと思いました。
寝付きは凄く良くなりましたし、いつの間にか寝ています。
夜中に起きてしまうのはいまだにあるのですが、その後また熟睡出来るのです。これが凄い。
僕の期間工生活を2つの期間で分けるなら
トゥルースリーパーある期とない期で分かれます。
それほど劇的に変化しました。
今睡眠に関する悩みはほぼありません。
これは期間工としては珍しいと思います。
ただ僕はトゥルースリーパーの中反発が合っていましたが、他の人にも合うとは限りません。
自分に合った寝具を探す事が大事だと思います。
実際僕は、マットレスのおまけで低反発のまくらが付いてきたんですがこれはまったく合いませんでした。
最近の通販では試してから返品できるものも多く、トゥルースリーパーは39日も試してからでも返品出来たりします。
色々試して自分に合った寝具を見つけてほしいです。
せっかく期間工でお金は稼げていますので、ちょっと良い寝具買ってみてもいいんじゃないでしょうか。
よく眠れるようになれば、期間工生活はぐっと楽になります。
このページだけ他のページに比べてやたら長くなりましたが、それだけ期間工生活において睡眠は大問題という事です。
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